2014.11.30 下町幻想
2014年11月30日
最近、仕事でもプライベートでもよく東京へ行く。
東京駅から新幹線を乗る時は駅弁の『深川めし』を買う。
アサリごはんにアナゴとドジョウ、それに細切りのアゲがはいっている。
さほど人気のある駅弁ではないと思う。
私が買うのは懐かしい味とともに下町情緒が頭によぎるからだ。
っと言っても私は東京の下町生まれではない。でっかまっかの大阪の商売人の子供である。ではなぜ下町情緒が頭によぎるのか、それは私なりに実体験があるからである。
大学卒業後、しばらく東京に暮らしたことがあり、なかでも下町の深川や門前仲町は友人や知人が沢山いてしょっちゅう足をはこんでいた。
当時の深川には路地があり銭湯、畳屋、魚屋なんかがあり近所の子供の遊ぶ声がとびかっていた。
私が下町幻想にふけるのは
その当時の私がふれあった人々の事を
かさねてのことかもしれない。
by河合
感謝!!