2016.7.5 そっと見守って・・・

2016年07月05日

春に咲いたビオラの花が枯れてくる頃、まさに今の季節に現れる毛虫

それが私が好きな『ツマグロヒョウモン』の幼虫なのである。

人に嫌われるその容姿・・・

黒の体に毒々しい赤のライン、そしてイガイガの角を持ったその体色が

毒虫を思わせコイツに刺されるとエライ事になるぞ!っと思わせるヤツである。

しかし、触ってみると突起で刺すこともなければ毒も持たない。

手のひらに乗せるとけっこう可愛い奴なのだ(笑)

 

6月の初旬ぐらいから8匹の幼虫を我家の庭で発見して以来

毎朝、庭の水まきの時に幼虫を観察する。これが毎年の楽しみである。

この幼虫が蛹になるとまた面白い!お腹の下にまるで宝石のような数個の突起をもちこれがなんとも美しい。

それを観察していると本当に生命の神秘に感動する。

庭で蛹から蝶になった姿を見れるのは珍しい。

メスは羽の両サイドにブルーの色彩を持ちオスの豹ガラより美しい。

我が家から飛び出したツマグロヒョウモンはこの季節の中、

自由気ままに飛び回るのであろう。

 

どうかこれを読まれた方でツマグロヒョウモンの幼虫を

見かけた時は、そっとしてあげて欲しい。

春から初夏にかけての1年の一番いい季節に免じて・・・

 

                         by河合

                           感謝!!

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